とあることを思いついた。
自分だけでは出来ないので思い切ってクラウドワークスを利用した。
受注を請け負う側で利用しようと思ったことはあった。しかし、二の足を踏んでいた。まさか、発注者として利用することはないと思っていた。
発注には、特定の方に直接お声かけする方式(スカウト)、コンペ方式、発注内容を提示し、受注者からの金額提案などを募る方式など、色々あった。
今回は相場もよくわからなかったので、内容を提示し、受注者を募った。
予想以上に手が上がり(約20組)、ちょっとだけ面接官の気分になった。
最終的に、自分と年齢が近く、金額もイメージ通り、経歴も申し分ない方を選ばせていただいた。自分で選びながら色々気がついた。
重要なのは金額ではなかった。むしろ、提示金額が高けれ高いほど「一体どんなことをしてくれるのだろう?」と興味が湧いた。提示金額が高い方は皆、自己紹介が詳細だった。その中でも、自分のその仕事に対する「考え方」がしっかり書かれていると、人間性を感じ、心に残った。
リアルでも、画面上でも、「はっきり示す」ことは、当たり前だけど大事なのだと思った。日本人はこれが苦手だ。学歴や資格も大事だけど、自分が選ぶ立場になると重要視したくなるのはそこではなかった。参考程度。
そして。
驚かされたのは、満を辞して依頼した受注者の仕事スピード。予想をはるかに超えていた。職種は違うとはいえ、尊敬の尊敬。私もこうありたい…。誰かから信頼を得たい時、「スピード」は「完成度」以上に大事なのだ。
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