トツトツと、何かを描く作業が始まった。
描くことを仕事にしている。だけど、こうやって衝動的に何かを描くなんてことは、年に数えるほどだ。そういう時によく登場するのがアクリル絵の具。何がよいって、何にでも描ける。紙や布。金属。木。プラスチック。
根詰めて、1つのものを作り込んでいく時より気分は明るく、気が抜けている。
仕事で描くのと、好き勝手に描くのは全然違う。それは15歳の時からわかっていたつもりだ。仕事の場合、依頼主の満足が最終目的となる。意外と、好き勝手に描く時よりも楽しい。自分のための作品にはゴールやOKがない。だから時に辛い。
誰かに喜んでもらうことを想像しながら今日も手を動かしている。
これ(画像)はめったにしない、てわやくタイム。
気が済んだ。
※スマホケースっぽいが、ipadと一緒に持ち運ぶために買ったペンケース。